工場勤務者が工場の近くに住むメリット、デメリットについて

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工場勤務になった人

・工場勤務をすることになったけど、工場からどれくらいの距離のところに住んだら良いんだろう?

・工場は忙しそうだから、工場から近いところに住む方が良いのかな?

今回の記事はこういった疑問・不安に応える記事です。

転勤で工場勤務になった場合、住まいは工場からどれくらいの距離にすれば良いか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は工場から徒歩5分のところの近いアパートに住んで工場経理として勤務していましたが、私にとっては工場の近くに住むことは失敗だった、と考えています。

今回は私の経験を基に、工場の近くに住むメリット、デメリットを考えていきます。

目次

工場の近くに住むメリット

メリットは、まずは何と言っても通勤が楽で、何かあった場合でもすぐに工場に駆け付けられる点です。

工場では様々なことが突発で発生します。

設備故障、材料のショート、停電、不安全行動などが突然起こり、現場で働く方は早急にトラブル対応を行うことが求められます。

工場経理といえども例外ではなく、私の場合は工場でトラブルが発生し、早急に現金が必要なときにすぐに工場に来てくれと連絡がありました。

そのときはすぐに工場へ駆け付けて金庫をあけて現金を出して、事なきを得ました。

当時は私が経理責任者だったため、他の人ではすぐに金庫を開けられませんので工場の近くに住んでいて良かったと胸をなでおろしたものです。

それから工場に近い場所の場合、工場の厚生担当の方が詳しく、良い物件を紹介してもらえる点です。

私の場合は家賃が安く、比較的広い物件を紹介してもらえました。

工場から遠いと、工場の厚生担当の方があまり把握していなく、自分で住まいを探すことになります。

よって、私の場合は自分で探さずに済み、住まい探しという点では大変楽でした。

工場の近くに住むデメリット

次はデメリットです。

唯一で最大と言っても良いくらいなのですが、私がデメリットと感じた点は”仕事とプライベートの境目が曖昧になりメンタル的にきつかった点“です。

工場に行く前は東京で勤務をしていました。

そのときは毎日満員電車に乗って通勤していて、憂鬱で仕方がなかったです。

なんでこんな思いをして通勤しているんだろう、職場に近いところに住みたいな~、と思ったものです。

東京は家賃が高くて住めないのは分かっているのですが・・・。

その後工場勤務になり、職場に近いところに住めることが分かると”これで満員電車に乗らなくて済む!”と喜んだものです。

ですが職場に近いところに実際に住んでみると、仕事とプライベートの区別が曖昧になり、家に帰っても気持ちが仕事からプライベートに切り替わらず、家でも仕事のことを考えるようになりました。

そうなってしまうと気が休まることがなく、毎日がつらかったです。

そこで気付いたのは、自分は職場と住まいを物理的に遠ざけることで、仕事とプライベートを明確に分けて生活していた、という点です。

どうやら東京勤務のときは、毎朝の満員電車の中で無意識的にメンタルを整えて、仕事に向かうようにしていたようです。

そして帰りのときは、職場から遠ざかることで徐々にオフモードにしていたようです。

職場と住まいの距離が大事というのは工場勤務のときに気付いたことなので、非常に勉強になった出来事でした。

工場と住まいの適切な距離は?

それでは結局、工場と住まいはどれくらい離れていれば良いのか、についてですが、私が思うには工場から2~3駅分ほど離れた場所に住むのが良い、と考えています。

メリットのときにお伝えしたように、工場では様々なことが突発的に起こります。

そうするとやはり遠くないところに住むべきですが、近すぎてもオン・オフの切り替えがうまくいかない恐れがあるので、適度な距離が良いということになります。

職場から近くに住んでも気持ちが切り替えられます!という方は近くに住んだ方が良いですが、私のように仕事が自分の生活に侵食してしまうような方は、工場からある程度離れた距離のところに住むべきと考えています。

今回のまとめ

今回は工場の近くに住むメリット、デメリットについて考えました。

メリット:①通勤が楽で何があったもすぐに工場へ駆けつけられる
      ②工場の厚生担当が詳しい地域なので、住まい探しが楽

デメリット:仕事からプライベートへの気持ちの切り替えが難しい

個人差があるのでどちらが良いのか一概に言うのは難しいのですが、私のように職場の近くに住んで仕事からうまく気持ちを切り替えられない方は、職場からある程度の距離を取った場所に住んだ方が良いです。

これから転勤を控えていて、住まいを考え中の方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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