・工場へ転勤になっちゃったけど、初めて行く土地だから不安だなぁ。。
・ずっと本社勤務だったから工場勤務は初めてだ・・。
ちゃんとやっていけるかな?
今回はそんな不安、疑問に応える記事です。
工場経理担当になると、地方にある工場へ転勤する場合がほとんどだと思います。
転勤するまでずっと本社勤務の方は、転勤する土地も工場勤務も初めてのため不安で仕方がないでしょう。
私も国内の地方の工場に転勤するときは非常に緊張して不安で一杯でした。
今回は、地方への転勤を複数回経験した私が、うまくやっていく方法を3つご紹介します。
ご参考頂き、読者の皆様の不安な気持ちが少なくなれば幸いです。
転勤したての頃は意識して謙虚に振る舞う
転勤の場合、栄転の場合も多いかと思います。
そうしますと初めから気合いを入れて、”結果を出すぞ!”と思ってしまう方も多いと思います。
ですが、転勤したての頃は言いたいことをグッと堪えて、意識して謙虚に振る舞った方が良いです。
確かにあなたは転勤前の事業所では活躍されたかもしれませんが、転勤後はまだ何の結果も残していません。
また、あなたのやり方が転勤した後の工場と合っているかわからない状況です。
1~2ヵ月ほどは我慢して、実績を積み、信頼関係を築いてから言いたいことを言うようにしましょう。
私の経験談ですが、転勤したばかりの方が自分の仕事のやり方を現場に押し付けようとして現場で吠えてしまい、現場側がシラけてしまったことを何度も見ています。
転勤したてのときは、新しい職場の方々はあなたがどういった方か見定めています。
実績を積んで、信頼関係をある程度築いてから色々と指示すると現場も言うことを聞いてくれるようになりますので、転勤したてのときは意識して謙虚に振る舞ってみて下さい。
転勤した土地・職場のことを悪く言わない
地方の工場に転勤の場合、多くの方はその土地に住んでいる方がほとんどです。
もしあなたが全国転勤者の場合は色々な職場があるかもしれませんが、その工場で働く方々の職場はその工場しかないことがほとんどです。
また私の経験したこととして、工場で働く方はその土地に愛着を持っている方が多いです。
そのため、うまく仕事を進めていくためにはその土地のことは悪く言わず、その職場のことを貶めるような発言もしない方が良いです。
多くの場合、工場の方々は所属している職場を”ここは俺達の工場だ”と認識しているため、その土地・職場をバカにされると反抗心が生まれて言うことを聞いてくれなくなります。
一度現場の方にそっぽ向かれると信頼回復に時間が掛かり、業務にも支障がでるので、信頼関係が築かれるまでは冗談でもその土地のことを悪く言わないことをオススメします。
もし時間があれば、休日に地方のおいしいものを食べに行ったり、名所を観に行ったりして下さい。
その話を職場の方にしてみると、自分たちの土地を気に行ってくれていると思ってくれて、仕事に好影響が出るかもしれません。
現場の方の話を仕事・世間話に関わらずひたすら聞く
転勤なしで、ずっとその工場にいる現場の方々は、あなたが知らないこれまでのその工場の歴史を知っています。
なんでこういう仕事があるのか、あのときはどういう状況だったのか、長く深く色々なことを知っています。
その情報はあなたが仕事を進めるうえでかなりの価値がありますので、話をひたすら聞いて、どんどん情報を仕入れましょう。
また、その話は世間話をしているときに話してくれることが多々あります。
その世間話の内容は大部分が愚痴かもしれませんが、とても価値のある話であることもあります。
私の経験したことですが、現場の方は自分がこれまでやってきたことをとにかく聞いてほしいという思いが強いことが多かったです。
ただ自分がやっていることに誇りを持っているけれども、話を聞いてくれる方がいるという場面があまりありません。
その隙間に入っていき、話をひたすら聞いて色々な情報を仕入れましょう。
今回のまとめ
今回は地方の工場へ転勤したときにうまくやる方法3つ、をお伝えしました。
・工場へ転勤にしたときにうまくやる方法
①転勤したての頃は意識して謙虚に振る舞う
②転勤した土地・職場のことを悪く言わない
③現場の方の話を仕事・世間話に関わらずひたすら聞く
これらは全て私の体験に基づいたものです。
色々な方がいましたが、基本的には自分たちの仕事に誇りを持っていて、真面目な方が多かったです。
転勤したばかりのときは、なめられないように自分を大きく見せようとして初めからアクセル全開の方もいらっしゃいますが、現場の方と謙虚にコミュニケーションを取り、信頼を得ていくことが重要と感じています。
転勤を控えている方は不安で仕方ないと思いますが、今回の記事をお読み頂き、少しでもその不安が和らいでくれることを願っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。