工場経理はパワーポイントが必要？

今回の記事ではそんな不安・疑問に応える記事です。

これから工場経理に就く方、また興味がある方で、エクセルは多少使えてもパワーポイント（以下、パワポ）は苦手・・という方がいらっしゃるかと思います。

この記事では工場経理の実務でパワポを使うのかどうか？をお伝えしていきます。

工場経理の業務ではパワーポイントを使うのか？

結論から申しますと、工場経理でも使います。
ただし、私の場合はエクセルで作成したものをペタペタ貼って、コメントを追加する、という形式が多く、そこまで凝ったパワポは作りませんでした。

正直、私はパワポに詳しくないがために漠然とした不安がありましたのでホッとしました。

むしろ色々な数字が並んでいる中で、何を言いたいのかを1ページで簡潔に表現する、という機会が多く、パワポの技術よりはエクセルで高品質な内容を作成する方が難しかったです。

会社により異なるとは思いますが、私の場合はパワポは報告するツールとして割り切っていました。

もしパワポに不安がある方は私のようにエクセルを貼り付けてコメントを追加するもの、と考えて、エクセルでガツガツ作業をすれば良いでしょう。

エクセルでよく使用していた関数は？

ではエクセルではどういった関数を使っていたかを紹介します。

①VLOOKUP/SUMIF
この２つはエクセルを使用する方は必須の関数ですね。
会社に入ったばかりのときはすぐに先輩からこの２つを教わりました。
この２つくらい分かってから入社しろよ！と思われるかもしれませんが、本当に何もわからなかったのです・・。

あとは関数ではありませんがピボットテーブルはよく使うので、エクセルが何もわからない、という方はVLOOKUP・SUMIF・ピボットテーブルだけは勉強しておくと良いと思います。

②CONCATENATE
工場経理をしていると、データ同士を照合するという作業がよくあります。
その場合はそれぞれキーとなるものをくっつけて照合するため、セル同士をくっつける関数のCONCATENATEをよく使いました。
それか、”&”を使ってセルとセルをくっつけることもできます。

③TRIM
空白を取り除く関数です。
システム化された台帳などからデータを落として個別の品番の数値を抽出する、という作業があったときに重宝しました。

システムからデータを落とすと、どうしても空白も一緒についてきて、うまく抽出できなかった悩みがありましたので、このTRIM関数で悩みを解決しました。

他にも色々と使って業務を進めましたが、上記３つはよく使いました。

パワポやエクセルについて苦手意識がある方もいらっしゃるかと思いますが、定例報告の場合は既にパワポもエクセルも作成されていることがほとんどです。

よってまずは目の前の与えられた業務をこなしていくことが重要になります。
パワポもエクセルも苦手意識しかなかった私でもなんとかなったので、少しずつ頑張っていきましょう。