【体験談】在宅勤務と出社の比較について(出社頻度やメリット・デメリット)

当ページのリンクには広告が含まれています。
comparison_working_at_home_go_to_the_office
  • URLをコピーしました!

コロナになってから各企業では在宅勤務が推進されている状況ですが、在宅勤務できない職に就いている方や最近在宅勤務を始めた方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんな方に向けて、在宅勤務と出社の両方を経験した私が、実体験に基づいて出社日数頻度比較と在宅勤務のメリット・デメリットを紹介していきます。

ブログ主

私は東証プライム市場に上場しているメーカーに勤務していて、コロナ禍の前と後で同じ職場で勤務しているので、比較条件はわかりやすいかと思います。

◆在宅勤務と出社の比較条件
・コロナ禍前の2019年と2021年の比較とする
・2019年と2021年で同じ職場で勤務していて、業務内容も大きく変わらない
・会社は、「在宅勤務推奨だが、必要に応じて出社しても構わない」というスタンス

目次

出社日数頻度の比較

早速ですが、2019年と2021年の4-6月(任意で抽出しました)を比較します。

◆2019年と2021年の4-6月の出社日数頻度の比較
・2019年⇒4月:18日、5月:19日、6月:19日(3か月合計:56日出社)
・2021年⇒4月: 4日、5月: 3日、6月: 5日(3か月合計:12日出社)

☆2021年の出社日は2019年比で約80%減少

2019年はコロナ禍前だったのでほぼ暦通りに出社していました。

しかし、2020年4月頃から出社が抑えられ、2021年は2019年比で約80%減の出社となりました。

同じ仕事でも在宅で仕事ができてしまうんですね。

満員電車に揺られ、苦労して毎日出社していたので、在宅勤務が始まったときは拍子抜けしたものです。

在宅勤務のメリット

続いて在宅勤務のメリットを挙げていきます。

業務に集中できる

色々話を聞いたりネットで情報を見ますと、仕事をさぼってしまって仕事が捗らない方もいると聞きますが、私は逆で仕事はよく捗りました。

出社すると集中して仕事をしたくても電話が鳴ったり、訪れた方の対応をしたりとどうしても仕事が分断せざるを得ないことが多々ありました。

対して在宅勤務では自分のペースで仕事ができるので、とてもありがたい環境です。

一つの例ですが、出社が主流だったときに心配性の方に、電話+メール+訪問+チャットで仕事の催促をされて対応に苦慮したことがありましたが、在宅勤務になってからはせいぜい催促はチャットくらいですので対応時間がなくなりました。

おそらくその方も上司に催促されて私に連絡してきたものと思いますが、無駄な時間が減って良かったです。

家族との時間が取れる

会社に行くには往復で1.5時間の時間が掛かっていて、毎日出社していたときは幼稚園に通っている子どもの世話ができませんでした。

子どもには出社時に少し会えるくらいで、帰宅時はほぼ寝ている状態でした。

妻に育児の負担をかなり掛けていたので”これはまずいなぁ・・”と思っていました。

そんなとき在宅勤務がスタートして、育児にも参加できるようになりました。

今では毎日子どもの入浴、寝かし付けなどができるようになり、通勤時間1.5時間をそのまま育児に使えるようになりました。

ただ、仕事は減りませんので育児が終わったら仕事に取り掛かる毎日なので相変わらず忙しいのですが、家族との時間を取れる喜びはかなり強いです。

会議室を探さなくて済む

出社が主流だった当時、頭を悩ませていた問題が、「会議する場所が取れないこと」でした。

私が勤めていた会社だけではないと思いますが、会議の数が多く、会議時間が長くなりがちではないでしょうか?

私が勤めている会社はどこの部署もそんな感じでしたので、毎日会議室がパンパン。

しかし在宅勤務になってからはパソコンを通じて会議を行うため、会議室の場所を探す必要がなくなりました。

さらに会議自体の数も減りました。

やはり顔を合わせると打ち合わせをしたくなるのでしょうか・・。

会議室探しに使っていた無駄な時間が減って、その分自分の業務を進めることができたので良かったです。

在宅勤務のデメリット

会社に居るという実感が湧きづらい

在宅勤務になりますと当然ながら職場の人が近くにいるわけでないので、一人で黙々と仕事をすることになります。

出社時は一つの建屋で職場の人皆が顔を合わせて仕事をし、何かあれば聞いたり助け合ったりできます。

在宅勤務をして思ったのは、職場で顔を合わせながら仕事をすることで、職場の方に対して戦友と言いますか、一緒に仕事をやり遂げている感じ湧いてきて、この会社に居るんだな、と感じやすいのが出社のスタイルだなということでした。

また雑談もいつでもできる環境にいるので、職場の方に親しみも沸いてきます。

在宅勤務ですと、言うなればそれぞれが個人事業主のような働き方になっていて、会社に居るという実感が湧きづらいため会社への愛着も沸きづらい状況です。

よって待遇などに不満があれば退職に踏み切る方が多いような環境になっているように思います。

偶然のひらめきや出会いがない

出社して誰かと話したり、移動したりしているとこれまで悩んでいたことが解決するようなひらめきがあったことはないでしょうか?

また、誰かの顔を見て用事を思い出したりしたことはないでしょうか。

在宅勤務では基本的に同じ場所で黙々と仕事をするので、そういったひらめきが起こりづらいです。

それに会社に居ないので意図しない誰かと会うこともないため、つまらなく感じる方もいるかもしれません。

在宅勤務ができない職場があるので不公平感がある

在宅勤務をするには、書類を持ち帰る必要がない仕事をしている等、在宅勤務ができる人とできない人が出てきます。

私がいた職場は在宅勤務ができる環境でしたので在宅勤務ができましたが、仕事でよく関わる別の職場の方は在宅勤務ができないようで、会社が同じでも出社スタイルがこんなに違うんだなと思ったものです。

そうすると在宅勤務したくてもできない人も出てくるわけで、在宅勤務を公平に運用するのはなかなか難しいことだなと考えています。

まとめ

今回は私の体験に基づき、在宅勤務と出社の比較について紹介しました。

在宅勤務と出社の比較のまとめ

◆出社頻度の比較
2021年の出社日は2019年比で約80%減少

◆在宅勤務のメリット
・業務に集中できる
・家族との時間が取れる
・会議室を探さなくて済む

◆在宅勤務のデメリット
・会社に居るという実感が湧きづらい
・偶然のひらめきや出会いがない
・在宅勤務ができない職場があるので不公平感がある

在宅勤務の状況を知りたい方の参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

★ブログランキング参加中(応援の1クリックお願いします!)

にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次